テレワークできる働き方と職種まとめ
コラム
2019.12.02


場所や時間にとらわれずに仕事ができる「テレワーク」。実際にどんな職種がテレワークに向いているのでしょうか?
Webライターとして30代後半からテレワークをはじめたわたしの経験を踏まえて、今回は、テレワークに向いている職種についてご紹介していきます。
テレワーク向きの職種って?個人でできる作業がおススメ
テレワークで仕事をする効果として期待されているのが「生産性の向上」。
ひとりで作業できる仕事であれば出勤せずとも行うことができ、結果として通勤時間の短縮や働く時間の自由度にもつながります。
また「テレワーク」として定義される働き方には以下の3つの形態があり、いずれの場合も集中力アップや生産性向上などのメリットが期待できます。
1)自宅利用型テレワーク(在宅勤務)
2)モバイルテレワーク(移動中などにPCや携帯電話を利用しする働き方)
3)施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務)
このように「個人作業」で対応できることが、テレワークに向いている仕事の条件と言えます。
平成30年のテレワークは、約40%が情報通信業
総務省の調査によると平成30年時点でテレワーク実践している職種のうち、約40%は「情報通信業」というデータがあります。「情報通信業」とは以下のような職種を指します。
【IT関連】
・Webサイト作成
・ネットショップのシステム運営、管理
・システム設計や開発、プログラミング
・電話、ネット上でのオペレーター業務 など
【事務関連】
・文書入力
・データ入力
・テープ起こし
・添削、採点 など
【デザイン・映像関連】
・メルマガ、広告メールの作成
・Webデザイン、グラフィック
・映像制作、イラスト制作
・ライター など
【専門サービス関連】
・設計、製図(CADなど)
・翻訳
・調査、マーケティング など
一人で作業する場合、情報漏えい防止などの「情報管理のリテラシー」も必須条件。自由で快適なテレワークとしてだけでなく、そのリスクや責任の重さを理解しておく必要があります。
未経験者でも挑戦できる「テレワーク」。個人事業主としても
ここまでテレワークの職種をご紹介しましたが「とは言え経験ないからできないな・・・」と感じている、あなた。大丈夫、未経験でもチャレンジできる仕事はあります。
かく言うわたしも未経験から「Webライター」という仕事をはじめたひとり。現在は「自営型テレワーク」として仕事をしています。
「自営型テレワーク」というのは、会社と雇用関係を結ばないいわゆる「個人事業主」のこと。「個人事業主」と聞くと躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、実際には学生から主婦まで様々な人が実践している働き方で、仕事内容もWebライターやイラスト制作、プログラミングまでと多様です。
「食べていく」ということは、テレワークに限らず決して楽なことではありません。
ですが「コツコツと続けていれば光が見えてくる」というのが実際にチャレンジしているわたしの感触でもあります。
まとめ
現時点でテレワークに “向いている” のは「個人作業が可能」な職種が多め。
Webライターなど未経験からチャレンジできる仕事もあり「自由」なイメージもあるテレワークですが、実際に行うには人一倍の「情報漏えい管理」の意識と「個人で仕事を遂行する責任感」も必要です。決して”楽”なだけではないテレワークの実情、でも自分次第でいくらでも可能性を広げられるのが魅力でもあるのです。
副業や一案件などの小さな一歩からはじめるもよし、会社のサテライトオフィスを利用するもよし、それぞれに合った「テレワーク」で、ぜひ働き方の可能性を広げてみてくださいね。