初心者でも受注率アップ!クラウドソーシング活用のコツ
コラム
2019.12.26


クラウドソーシング初心者が受注するコツとは?
副業を始めたいと思い登録したものの、なかなか受注できずに困っていませんか?クラウドソーシングで副業をするには、プロフィール登録や提案時にコツがあるのです。
今回はライターとしてクラウドソーシング経由で副業を始めた私が実践したことをもとに、クラウドソーシング活用のコツを3つに絞ってご紹介します。
コツ① 受注が取れるまでプロフィールをアップデート!
魅力的な案件に応募しても、受注実績がない中で一発目の受注を取ることは難しいもの。
WEBライターとして活動をはじめて2年が経つ私も、初めはなかなか受注できずに苦労しました。
思いつく原因はいくつかありますが、その中でも「応募時の提案内容のみを重視、プロフィールはそこそこに」というのが大きな敗因だったなと、今となっては思います。
プロフィール写真としてキャラクターアイコンを設定していましたし、可能な業務内容のみを記載して、埋めていないプロフィール項目もありました。
他の受注実績のあるクラウドワーカーのプロフィールと見比べても、見劣りしていたし依頼したいとも思えない状態だったなと。
状況を改善すべく私がとった行動は以下の3つ。
・経験や得意ジャンル、稼働可能時間などを正確に記載
・本人確認を済ませ、すべてのプロフィール項目を埋める
ポイントは、依頼者が見たときに「お願いしてみよう」と思う “安心感” を与えられているかどうか。
私は実際に受注実績のあるクラウドワーカー4〜5名ほどのプロフィール文を参考にしました。
コツ② 提案文は依頼者の立場に立って作成する!
プロフィール項目を改善しながら、さっそく興味のある案件に応募。
最初は何をもって評価されるのかが分からないので、興味のあるものからいくつか応募してみることをおすすめします。
応募して3〜4案件ほど “お断り” が続くと、どんな提案内容であれば依頼者が安心して依頼するのか、というポイントを掴めるようになってきます。
それと同時に、何度も提案し続けた提案文のテンプレートが何パターンかできるので、それを元に見やすく整えていきましょう。
ポイントは依頼者が求めている情報を整理して伝えた上で、案件に対する思いや意気込み、追加情報を添えることです。
初心者であれば、なかなか実績もない中で他のクラウドワーカーとの競争に勝つことは難しいのが現実。「なぜこの案件なのか」「どのような仕事を提供できるのか」をきちんと伝えることで、わずかでも受注の可能性を広げることができます。
コツ③ 応募ジャンルや受注実績は一貫性を持たせて!
一度受注することができれば、プロフィール文や提案文には問題がないと思ってよいと思います。
ここからは、継続的に仕事を受注し続けるために「受注実績に一貫性を持たせること」を意識してみてください。
私の場合は「地方・移住」「Webマーケティング」「IT製品・ITサービス」の3ジャンルに絞って提案するようにしています。
受注を重ねるごとに同ジャンルの実績が並び、新しい依頼者が安心できるポイントになる可能性があります。
しかしこの考え方には「仕事の幅が広がらないからよくない」という意見があることも確かです。
ただ私は、同ジャンルでの受注案件が増えれば、情報収集や仕事の対応スピードを上げられるのではと判断し、現時点では一貫性を持たせることにしています。
基本的なビジネスマナーはやっぱり大切
ここまでクラウドソーシング活用のコツをお伝えしてきましたが、何よりもビジネスマナーを守ってやりとりをすることが大切です。
1〜2営業日以内に返信することを心がけながら、Web上で気持ちの良いコミュニケーションを取りたいものですね。
対面ではない仕事だからこそ、より丁寧に詳細に伝えることで継続案件にも繋がります。
まずは諦めずにチャレンジ。そして改善。
今回は私が実践したことをベースに、初心者がクラウドソーシングを利用するときのコツをお伝えしました。
これだけ多くの案件があるクラウドソーシングという世界。一案件ずつ慎重に応募しても、なかなか課題を見つけて改善していくまでには時間がかかるものです。
他のクラウドワーカーのプロフィール文や提案文を参考にしながら、失敗を恐れずに何度もチャレンジと改善を繰り返していくことが、受注率アップへの近道。ぜひどんどん実践して「自分のスタイル」を見つけてみてくださいね。
(ライター:榎本彩花)