田村森林組合

当組合は、造林から加工まで、森林の整備を通して一貫とした事業を推進し、地域に根差した持続可能な組合の実現と林業の発展を目指します。

本県では、平成18年度から森林環境税が導入され、保育間伐を主体とする森林整備事業が増加している。
保育間伐等での労働災害の未然防止を図るとともに、各種補助事業の活用と地域材のブランド化による地域資源の有効活用により、森林整備事業の推進及び林業生産基盤の整備、経営の合理化に努める。
これらの取り組みによる一貫した事業展開を行い、森林の適正な管理、森林資源の有効活用、組合員への収益の還元、雇用の確保などを実現し地域に根ざした魅力ある森林組合を目指して行きます。

本組合は、昭和64年1月1日に三春町を含む船引町、常葉町の2組合が合併して設立いたしました。
地域森林生産目標を優良柱材の短伐期施業と優良大径材生産の長伐期施業を2つの柱として、除伐、間伐、枝打ち施業の推進、作業路の充実と併せて、森林の育成と保全に努めています。

資源の活用においては平成9年に「ウッドミル田村」田村森林組合木材加工センターの運用を開始し、平成14年には人工乾燥設備の拡充により、いち早く「田村杉のKD化」EW化を推進し、「森林を育てること、そして、その資源を活用すること」を車の両輪のごとく地域の森林資源をベースに、森づくり、人づくり、仕事づくりに取り組んでいます。